“反省する”ということ
皆さん、アニメやドラマで「なんだその態度は!反省してるのか!」というシーンを一度は見たことはあると思います。
そういうシーンってだいたいは何か問題を起こした人に対して、叱りつけてる人が相手の行動に対して不満を持っている時に出てくる言葉ですね。
個人的に真っ先に思いつくのは、2010年に開催されたバンクーバーオリンピックでの某出場選手が服装について問われた事に対する記者会見で「(チッ、うっせーな…)反省してまーす」という回答をしたことですね。
その後のシーンでは服装は正されていたらしいのですが、当時の服装と態度は賛否両論だったと未だに記憶しています。
さて、それでは“反省する”ってどういうことなのでしょうか?
wikipedeaによると
反省は、一般的には自分がしてきた行動や発言に関して振り返り、それについて何らかの評価を下すこと、あるいは自分の行動や言動の良くなかった点を意識しそれを改めようと心がけること。あるいは自己の心理状態を振り返り意識されたものにすること。
とあります。
要は自分の行いを悔い改めるといった感じですね。
しかし、この“反省する”というのが非常に難しいもので、自分の思っている“反省する”というものと、他者の考える“反省する”というものは必ずしもイコールで繋がっているものではありません。
これがまた面倒なもので
「仕事で失敗したなぁ…よし、問題点はしっかり考えるとしてネガティブになっても仕方ないから切り替えていこう!」と思って、気持ちを切り替えすぐに動き出しても
それを他者が見てると「なんだアイツは、さっき失敗したのにまったく反省してる姿勢が見られん!」と思う人がいるということです。
ぼくとしては、いつまでも凹んでないでさっさと切り替えるべきだと思ってるので、後者の「反省している姿勢=慎ましくいたりしゅんとしている姿」という押し付けはすごく迷惑な考え方だと思っています。
本人が対策を講じているならば、他者は多少のアドバイス以外に特に口出しすることはないと思うんですがね。
結局、何が言いたいかっていうと自分の価値観を他人に押し付けるなってことですね。
ただ、悲しいことにゴマ擦ってた方が他者から可愛がられやすいっていうのは、日本社会における処世術の解答なのかもしれません。
最近はSNSで他人のテリトリーに入ってきて、自分の価値観をぶつけて暴れる輩が増えてきてると思うんですが、これもSNSが一般的になってきたことの弊害ですかね。
そして俺は老害。
でも常に考える周囲への被害。
昔からは考えられぬ意外。
そりゃそうだ自分を中心に回らねえ世界。
自分で書いてて何やってんだろと思いました、さっさと寝よう。
あぁ、そして今日もまた喉が痛い…