騎馬=刺さるwの普通日記

ワンダーなんてなかったのでただの自分日記です。

TCGにおける新規プレイヤー勧誘への問題等

先日、友人と焼き肉を食いに行ったのですが、そこでTCGにおける話題が出たので個人的な見解を書いて最後に私の好きなTCG(厳密には違う)の「桜降る代に決闘を」のダイマをするだけの日記です。

 


おおまかな議題は
・金銭面におけるハードル
・ガチ勢とエンジョイ勢の温度差
・大会への参加とそれに伴って生じる問題


今回は、一番上の「金銭面におけるハードル」について書いていきます。


結論だけ先に書いておきますと
・ガチ勢になって最強デッキを組もうとすると大抵の場合はかなりの金がかかる
という話です。

 

 

拡張パックが順次追加されていくTCGにおける問題点において、金銭面の問題は外せない問題です。
環境の変化が激しいTCGでは頻繁にトップメタ(いわゆる強くて流行っているもの)が入れ替わります。
そのため常にカードの価値が変化していき、ストレージボックスの片隅に眠ってたカードが諭吉さんに変化したり、どのデッキにも必ず入っていたものが禁止カード認定されて缶ジュースも飲めない値段になってしまうことがあります。


大半のTCGはカード内容がランダム封入の拡張パックによりカード追加を行うため、多くのユーザーはカード追加による環境変化の度に「大量に拡張パック購入する」か「カードショップやオークションサイト等を利用し特定のカードのみ手に入れる」といった手段をとらなければなりません。
前者の場合は欲しいカードが手に入るかは運に左右されるため、場合によっては大量の購入費用が必要になることがあります。
また、後者の場合でもトップメタに入っていてなおかつ、拡張パックの封入枚数が少ないもの=流通数が少ないものは必然的に価値が高くなり、ショップで購入しようとしても躊躇ってしまう金額で販売されるようなことにもなります。

 


例として私が過去にプレイしていたこともあるデュエル・マスターズを例に挙げましょう。
拡張パックの値段は1パック162円(税込)でそれが1ボックス30パック入りで最高レアリティのカード封入数は1ボックス1~2枚だそうです。
そして最高レアリティの数は多いものだと10枚ほどあるそうなので1デッキに3積みするなら必然的に諭吉さんが複数人サヨナラすることになります。
趣味がTCG一本で他に全くお金をかけないという方にしてはさしたる問題ではありませんが、多趣味で色々なものにお金をかけている現代人にとってTCGの定期的な拡張パックの追加による出費や環境の変化によるトップメタの研究に費やす時間は多く、これが新規プレイヤー参入への足枷ともなります。

 

 

しかし、新カードの追加やそれによる環境の変化が一概に悪いわけではありません。
これらを好意的に見ると「環境の変化が多く、頻繁に違うデッキで戦うことができる」といったことや「変化に対して意見交換を行う機会が増えるので交流が増える」といった捉え方もすることができます。

また、ノンレアデッキ等を組む場合は既存プレイヤーの友人にいくらかカードを譲ってもらうといったこともできるでしょう。


ですが、ゼロから始める新規プレイヤーにとってはルールの理解や莫大カードプールの把握、トップメタになりうるキーカードの入手、それらをこなし現行のプレイヤーに追いつくとなると敬遠してしまうのも無理もないでしょう。

 

 


そこで!
私が最近ハマっている「桜降る代に決闘を」というTCG(正確に言えばボードゲームですが)をご紹介します。

bakafire.main.jp


この作品は
14キャラ毎に存在するキャラから2キャラを選択しお互いに同時に公開
1キャラ(×2)が所有する7枚の通常札(カード)と4枚の切札から7枚と3枚を選択
通常札7枚で構成されたデッキと決闘中1度しか使用できない切札3枚を使用し相手のライフを0にした方が勝ちというTCG(正確にry)です。


この作品は
・お互いが同じカードプールからデッキを組むので資産差が無い
・カードプールが狭いので覚えるカードが少ない上に決闘中に相手のカードプール参照が可能
・相手の使用キャラを見てからデッキの構築を行うので決闘前から読み合いが発生する
・一部のカードを除いて効果の難解な処理がない
・有史の提供しているツールで無料オンライン対戦ができる
・2018年5月に既存カードの一新とルール改定による新シーズンに移行するので開始のタイミングにはもってこい
・キャラがかわいい
と、TCG経験者でもTCG未経験者でも新規参入しやすい作品となっております。
みなさんもこの機会に「桜降る代に決闘を」を始めてみませんか?
私でよければほぼいつでもご教授することが可能ですので是非お声かけください。

 

 

 

ダイマで終えるのも納まりが悪いので真面目に改善策を書きますと、金銭面における新規参入問題はプレイヤー本人の資金力の問題になるので解決策を考えてもどうしようもできないというのが本音です。
長々と書きましたが頭を捻ってなんとかなる問題でもないので諦めてお小遣いをねだるか身の回りの物を売るか日雇いバイトでもしましょう。


新規プレイヤーに興味を持たせるといった意味だと、誘った新規プレイヤーに構築済みデッキを渡し、対戦した自分が少し不利になるデッキを使うのがいいかと思います。
もしくは新規プレイヤーを2人誘って、有利不利がつかないけど性質の異なるデッキを使わせるのがいいでしょう。
重要なのは理由を問わず「興味を持ってもらう」ことなので、何かしらの興味を惹く部分を刺激してなんとか沼に落としましょう界隈の人数を増やせるよう上手いことプレゼンしましょう。

 

 

 


なんとなくで書いてるのと飽き性なので次回の更新はいつになるか分かりませんが、次回のテーマは「ガチ勢とエンジョイ勢の温度差」です。
調子が良かったら明後日更新します。