『さよならの朝に約束の花をかざろう』を観てきました
今日はただの日記じゃなくて感想文兼自分の思い出し用のまとめ。
タイトルの通り、『さよならの朝に約束の花をかざろう』(略称:さよ朝)を観てきました。
「あの花」と「ここさけ」で演出を担当された岡田麿里さんの初監督作品ですね。
※ちなみにぼくはどちらも興味はあったけど観れてないです。
あらすじをざっと解説すると
『人よりも遥かに長い寿命を持つ種族“イオルフ”の少女、“マキア”(CV:石見舞菜香)がひとりの男の子と出逢い、そこから成長していく物語』
というものです。
ありきたりというか、割とテンプレでありつい最近ツイッターで似たような設定で ♯魔女集会で会いましょう というようなものがありましたね。
物語はそんな(ほぼ)不老である少女マキアを主点として進行していきます。
で、ネタバレ配慮の為に色々と伏せて書くんですがざっと良かった点を挙げていきます。
・人物の心理描写
不老ものの一番スポットがあたるのは
「不老者が周りの成長との時間差をどう感じ、また周囲もどう反応するか」
という部分ですね。
マキアがまだ未熟であるところから物語が始まるので、マキアも手探りながらの行動が続きます。
また、時間経過による環境の変化がある度にマキアも、その周囲も葛藤します。
それらを通して、マキアとその周囲が各々の思いを胸に成長していく姿は見ごたえがありました。
・情報量が多い
先に書いた心理描写もそうなのですが、各自がどう考えているんだろうなと観ている側が考えているうちにシーンが切り替わるので情報量がとても多いです。
しかし、その一方でシーンの切り替え時にある状況変化の説明が割と少なく、物語が大きく変化する場面では唐突に説明もなく物語が進んでいきます。
それらの設定や状況背景は公式サイトや劇場パンフレット、公式資料集が補足してくれるのですが、「知らないから楽しめる」といった部分も多いと思うのでまずは前情報無しで観てみることをオススメします。
・主人公のマキアがかわいい
説明不要。ぼくもたぶんマキアが出遭った男の子なら同じ感情を抱くと思います。
特に中盤のシーンはとても良かったです、誰か見終わったら語りましょう。
だいたいこんなところですかね。
ホントはもっと書きたいことはあるのですが、ネタバレになるのと語彙力が圧倒的に不足しているので書きたいことが書けません。
興味を持った作品はもっともっと楽しむために作品のことについて知ろうとするので、設定資料集や製作者インタビューなどに一通り目を通した後にまた観に行くことにします。
みなさんも、是非ご覧になってみてください。
欲を言えば上映館数をもっと増やして欲しかったのと、【試写会感動度90.2%】って広告の打ち方は安っぽく感じるのでやめてほしいなと思った。